カウンセリングに行ったらギリギリの女だった
羽白あびです。
先日、歯列矯正のカウンセリングに行ってきました。
その時のことを順番に書いていきます。
- 歯列矯正を始めようと思ったきっかけ
- 実際にカウンセリングを受けたら
- 矯正器具について
- 今後の予定
※この先口・歯の写真が出ます
1. 歯列矯正を始めようと思ったきっかけ
私が一番気になっている部分は、噛み合わせについてです。
今の歯並びはこんな感じです。
この為、前歯で食べ物を噛み切ることがとても難しいです。
お肉は噛み切れないし、ハンバーガーを食べればレタスやトマトが噛み切れず、一口で入れてしまうかあらかじめ切らなくては食べられない状態です。
こんな状態ではありますが、小学生から中学生にかけて6年間くらい小児矯正をしていました。
顎に比べて歯が大きいようで、当時は前歯が綺麗に並ばずガタガタでした…。
本当に酷かったです…。
その為、
- 長期間続けなくてはいけない
- 歯を動かす痛みがある
- 食べ物に制限が出てくる
といった矯正の辛い部分は理解していますし、続けたら実際に歯並びが変わるということも実感しています。
それでもすぐに始めようと決意できなかったのには大きな理由があります。
それは“抜歯をしなくてはいけない”ということです。
小児矯正の終りの方で「これ以上は抜歯をしないと動かしきれない」と言われ、歯並びに満足をした私は一度終了にしました。
その後、定期的に虫歯予防の為通っている歯科医院で矯正を勧められているのですが、「歯は抜かないとダメかも…」と、やはり抜歯が必要と言われ
大切にしてきた健康な歯を抜くなんて…
と踏ん切りが付かず、気づけば2年の月日が経っていました。
あれ…?矯正って2年くらいしたら終わりになるんじゃなかったっけ…?
迷わず2年前に始めていたら今頃矯正器具外せていたの…?
と思うと途端に後悔する気持ちが大きくなりました。
そう思ったら手が歯列矯正カウンセリング予約フォームへ…
あっという間にカウンセリング予約をしていました。
2.実際にカウンセリングを受けたら
ドキドキしながら紹介して頂いた歯科医院へカウンセリングを受けに行き、
診察台に寝ながら自分の気になっている箇所を先生に伝えました。
やはり噛み合わせは合っていないようです。
前歯の隙間だけでなく、奥歯にも問題がありました。
本来下の歯よりも上の歯が外側に出ているのに対し、私の歯は上の歯が内側にあります。
そもそも上下で形が違うようで、上の歯はV字に並び、下の歯は四角に並んでいました。
それから年齢を聞かれ答えると先生の顔が若干曇り
「ギリギリ…」と言われました。
どうやら30代からは新しい骨が形成されなくなるらしく、現在アラサーの私はギリギリでした。
歯列矯正は20代のうちに行うのが理想のようです。
返す返すも早く始めれば良かった…
もちろん30代以降でも矯正は可能ですが、出来る範囲が狭まってしまいます。
やらぬ後悔よりやる後悔だなぁと思いますので、悩んでいる方は環境が整い次第すぐに開始することをおすすめします。
さらに驚くことに、「中心が合っていませんね」と言われました。
私は顎が顔の中心からずれていたんです。
でもそう言われて「やっぱり…!!」と思いました。
趣味でコスプレを始めてからものすごく自分の顔と向き合う機会が増え、ある時自分の写真を見てふと「ん?顎の位置ずれてないか?」と思ったんです。
でも日常生活の中でそこまで気になったことはないし、誰からも「顎ずれてるね」なんて言われたことがないので(優しさなのかな…笑)まぁいいか!で終わらせていました。
今回ずれていると確かな結果が出てしまい途端に気になりだしたのですが、「矯正したら整うかな」と思い冷静を保ちつつ先生の話を聞いていると
「顔の歪みを整えるには手術になります。こちらではできないので、大学病院で行うことになりますが…」
え…?
し、手術…?!
思いもよらぬ単語に思考が3秒程止まりました。
予想以上に私の歯並び、顎事情は劣悪だったようです…ショック…。
そういえば顎の関節が痛くなる時がある…!と思い聞いてみると
「顎関節症ギリギリのところで踏ん張っているのでしょう」とのこと、
またもやギリギリ…私はギリギリな女でした(笑)
もしも手術となると入院をして全身麻酔、顔を切り顎の骨を削って調整していくようです。
もちろん痛みはあり、一週間ご飯が食べられず流動食の生活になるとのこと…。
有り難いことに今までの人生健康に過ごし、入院の経験どころか滅多に病院へ行かない私からしたら、とても自分の話とは思えませんでした。
ただ、手術なしの方法ももちろん残っています。
この時にはあまりの衝撃から「抜歯くらいなら可愛いものだな」なんて感覚になっていました。
手術なしの場合、土台となる顎は変えることができない為、動かせる自由度は下がるそうです。
さらに、抜歯をしないあるいは、歯を削る方法もあるそうです。
歯を削る場合、前歯の両端を0.5ミリずつ削りスペースを作っていきます。
最大6ミリのスペースができますが、抜歯の場合は歯を1本抜いて出来るスペースが8ミリ程。
基本左右対に抜くそうなので、最大16ミリのスペースが確保出来る為、動かせる自由度は抜歯をした方が上がるとのことでした。
選択肢がいくつかあって一安心です。
3.矯正器具について
※専門知識がない為間違いや不足があったら申し訳ございません。
記憶に残っている範囲で書いています。
矯正器具は約2年間装着し、取り外せるようになるそうです。
その後さらに2年間、歯の後戻りを防ぐ為マウスピースの様な取り外しの出来る装置を使用、計4年間が歯列矯正期間の目安になるようです。
4年後は私も30代の仲間入り…20代で歯列矯正を終えることは難しそうです。
今回紹介して頂いた矯正器具は、
歯の外側につくメタルブラケット
歯の内側につくリンガルブラケット
という2種です。
どちらもメリット、デメリットはあります。
メタルブラケットのメリットは
- 外側に付いている為歯磨きがしやすい
- 価格が安い(安いといっても30万円程)
- 歯を動かしやすい
デメリットは
- 外側に付いている為目立つ
リンガルブラケットのメリットは
- 内側に付いている為目立たない
デメリットは
- 歯磨きがしにくい
- 慣れるまで食べる、喋るが大変
- 価格が高い(60万円程)
リンガルブラケットは良いところが少なく感じますが、長期間付き合っていく矯正器具なので“目立たない”というメリットはとても大きいのではないでしょうか?
ただ、最近はマスク生活が続いていて口元が見えないことから、外側に器具を付ける方が圧倒的に多いそうです。
上の歯は内側に、下の歯は外側につけるハーフでということも出来る様で、思っていたより選択肢は多いのですね。
今回紹介を受けませんでしたが、マウスピース矯正をされる方も最近では多いのかもしれません。
4.今後の予定
カウンセリングを終え、私は手術なしで可能な限り顎も中心に寄せていくにはどちらの器具がいいかを聞き、外側に器具を付ける方を勧められました。
「よし、抜歯をしてメタルブラケットでの矯正を選択しよう」という気持ちでした。
ですが、次回レントゲンや歯型を取り、次々回AIで全パターンの完成予想図を見せていただけるそうなのです。
AI、便利な世の中ですね。
先生からも「どのように進めるかはそれを見て決めたらいいですよ」と言われたので、完成予想を見て自分の希望に一番近い方法で進めていこうと思います。
最後に、矯正を始めるにあたって一番大変と言われたことがあります。
それは舌の位置の矯正です。
始めに書いた通り、私の歯は上下を閉じた時隙間があきます。
このような方になりがちなのが、飲み込む時に舌を前に出し隙間を埋めるということ。
隙間があっては飲み込むことが出来ない為に、無意識に舌が動いてしまうのです。
それと、舌の筋力が衰えていることにも原因があるそうです。
上顎のくぼみあたりに舌がくるのが本来あるべき舌の位置です。
そう聞いて舌を本来あるべき位置に置き唾液を飲み込んでみると、随分後ろに舌を持っていく感覚でした。
このように自分で意識をしてやっとのことを、無意識でも自然と出来る様にしなくてはいけません。せっかく歯並びが綺麗になったとしても、自分の舌で歯を押してしまい元の歯並びに戻ってしまうからです。
カウンセリング後、気を付けるようにしていますがまだまだ意識している時間の方が少ないです…舌のトレーニングも頑張らなくては…!
では、次回また歯医者さんに行ったら書きます。
まだ器具は付きそうにないですが、矯正中の方、検討中の方、一緒に頑張れたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。